その5 振替休日と代休って?


「休日の振替」と「代休」は似たような制度ですが、どちらの方法を選ぶかによって、割増賃金の支払い義務や割増率などが労働基準法上の取り扱いが異なってきます。

【休日の振替】
労働日と休日を交換することを休日の振替といいます。休日の振替の場合、もとの休日が労働日になったので、使用者は休日に働かせても割増賃金を支払う義務は生じませんし、8時間を超えて働かせた場合でも、通常の時間外労働(25%増し賃金)を支払えば良いことになります。休日の振替を行うためには下記の要件が必要です。
1.就業規則などに「業務上必要が生じたときには、休日を他の日に振り替えることがある」等の規定を設けること。
2.あらかじめ、休日を振り返る日を特定しておくこと。
3.遅くとも、前日の勤務時間終了までには、当該労働者に通知しておくこと。
休日の振替は原則的には同一の週の中で行います。なお、休日の振替について、就業規則などに定めがない場合は、労働協約の規定または労働者の個別同意が必要です。

【代休】
一般的に、休日労働や、長時間の時間外労働、深夜労働が行われた場合に、他の労働日の労働義務を免除する者を代休といいます。身体を休めることが本来の代休の目的ですからなるべく早めに与えることが望ましいとされています。代休の場合、改めて別の日に休みを与えても休日労働をしたという事に変わりは無いので休日労働した分の賃金は、休日労働の割増率(35%割増以上)で支払わなければなりません。


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by tokyo-union-tf | 2009-08-10 23:43 | 7.知っておこう!労働法

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