その2 労働組合(ユニオン)の活動と団体交渉

労働組合(ユニオン)のいろいろな活動

労働組合の活動にはいろいろなものがあります。
その中でも団体交渉は重要なものです。

*団体交渉について
要求の内容が決まると「要求書」にして会社に提出し、そのことについて何日の何時に話し合いたいと申し入れます。この話し合いのことを団体交渉といいます。団体交渉とは労働者が労働条件を良くするために、団結の力を背景に会社と話し合うことが憲法で保障されている権利です。

*不当労働行為
会社と労働組合が、必要があればいつでも話し合える民主的な関係が保たれればよいのですが、中には労働組合との話し合いに応じようとしない会社があります。
しかし、会社が、正当な理由がないのに、労働組合との団体交渉を拒むことは不当労働行為(にあたり認められません。(労働組合法第7条第2項)
また、会社は団体交渉にあたって労働組合の代表者たちと単に形式上会うだけでなく、誠意をもって交渉にあたらなければなりません。
団体交渉を行っても、話がなかなかまとまらない時には、労働組合では組合員の結束を固め会社に団結の力を示すため、集会やデモンストレーションを実施することがあります。これは団体行動権の行使であり、犯罪として罰せられることはありません。
労働者が自分たちの生活を守るために団結して、さまざまな団体行動をとることを保障した憲法上の労働者の権利と、全ての人に一様に保障している「平等権」「自由権」「財産権」「生存権」とを守るためにも、その権利を不当に侵すことのないようにしなければなりません。


*労働委員会
不当労働行為にあたる行為があった時、労働組合は労働委員会へ会社のそのような行為をやめさせる命令を出してもらう「申し立て」を行うことが出来ます。労働委員会は労働組合からの申し立てに基づき、それが事実であることが明らかになれば会社に不当労働行為をやめるように命令を出します。命令が確定したのに会社が従わない時は使用者に罰則が科せられます。(労働組合法第32条)
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by tokyo-union-tf | 2009-04-02 23:55 | 7.知っておこう!労働法

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